一般質問詳細について
昨日の一般質問について載せます。
詳細につきましては、今後アップされるネット配信や議事録をご覧ください。
(1)漁場の環境改善について
①海水中の栄養塩不足が原因で海苔の品質低下や漁獲量が減少しており、漁場の環境改善が必要であるため、東日本初の栄養塩類の能動的運転管理を検討すべきと思うが。
※答弁:県外の先行事例を参考とし、総合的に対応を検討していく。
②県外で行われている成長促進材によるわかめの試験養殖を行うべきと思うが。
※答弁:情報収集に努め、養殖ワカメの安定生産に向けた対策を推進していく。
③今年の松島湾で異常発生しているシロボヤの影響で牡蠣生産の減少が危惧されており、実態調査や試験的な対策も必要と考えるが、対応と対策について。
※答弁:除去方法や来年度に向けた対策を検討し、必要な支援を行う。
(2)今後の観光施策について
①県内宿泊観光客で最も多い宮城県民に限定した宿泊割を実施するなど、平日や閑散期における旅行需要喚起策について。
※答弁:旅行会社の特設サイトや SNS 広告の配信等により周知し、宿泊者数増加に繋げたい。
②地域主体の観光づくりとしての市町村支援パッケージの考え方は。
※答弁:市町村や地域の意見を聞き、効果的な制度設計を行うとともに、観光コンテンツの造成や磨き上げに努めたい。
③グランドハンドリングの人手不足や保安検査員の確保等への支援が必要と考えるが、仙台空港でのインバウンド需要取り込みのための環境づくりについてどうか。
※答弁:仙台空港など関係機関等と緊密に連携しながら、人材確保など鋭意取り組む。
④経済発展が目覚ましい台湾南部へ、東北各県と連携しながら、積極的に観光プロモーションをすべきと考えるが。
※答弁:台湾サポートデスクを活用して南部にある旅行会社へのセールスを行うほか、東北観光推進機構との連携事業の実施を調整する。
⑤地域経済の発展や滞在型観光の促進にも繋がる旅先納税を我が県でも導入すべきと考えるが。
※答弁:旅先納税を含めた様々な手法の導入を検討し、ふるさと納税の充実と財源確保に努める。
(3)こどもの遊び場について
①プレーパークを更に推進するうえで、その意義や目的、活用等の普及啓発について。
※答弁:子育て関係団体や市町村と連携し、情報発信を行いながら、更なる普及啓発に努める。
②子どもたちの意見を尊重しつつ、インクルーシブ遊具の設置や、プレーパーク推進のための市町村補助金を含め、子どもの遊び場の整備について。
※答弁:今年度から新たに地方債制度が創設されたので、その適切な活用を促すなど、各市町村に助言していく。
③猛暑や花粉等の影響により全天候型子ども遊び場の整備を求める声が高まっており、設置推進が必要と考えるが、市町村への補助や廃校の利活用を含めてどうか。
※答弁:新たな地方債の活用に向けた「市町村こども計画」への反映に対する助言や廃校の利活用も含めた全国における取組事例の紹介など、必要な支援に努める。
(4)松島町交通社会実験後の取組について
①県道仙台松島線は、県道大和松島線との交差点が変則的であり改良が必要と思うが、松島町交通社会実験の結果を踏まえた機能強化について。
※答弁:国や松島町と連携し、新たな道路整備計画の策定に向け、課題を整理しなが
らルート検討を行っていところであり、当該交差点の改良についても交通状況を確認しながら検討する。
②近隣市町と連携した賑わいイベントは満足度も高く、継続を望む声もあるが、町単独では財政的に厳しいため、後継イベントを県の観光施策として開催すべきと考えるがどうか。
※答弁:近隣市町とも連携した広域での誘客イベントの実施について、今後松島町と調整していく。
なお、今朝の河北新報に私の発言が載っておりましたが、私が話したニュアンスと少し違います。
「台湾便が減るのではないか」ではなく、「台湾便が少なからず影響があるのではないか」ですので、ご注意を。