青森・北海道視察
本日より農林水産常任委員会の視察で、青森・北海道です。
①青森県における林業担い手育成に向けた取組み事例について…県土の66%が森林の青森県では、木材加工・利用施設の誘致に伴い、生産量も増えているにも関わらず、林業就業者が減少しており、担い手の確保・育成のため、青い森林業アカデミーを設置し、毎年10名前後の就業者を育てています。宮城も含め日本全体で進む人口減少により、就業者の確保が課題となっており、林業就業者の確保も難しくなってくる中で、手厚い支援を行いながら、公開授業など林業の魅力を発信していく必要性を認識しました。
②ほたて貝の輸出の取組みについて…処理水放出による禁輸措置は多大なる影響を受けており、新たな販路開拓が必要となっております。青森にある小田桐商事さんでは七十七銀行の支援を受け、シンガポールの飲食店など試食会を通し、ほたての魅力を伝え、輸出を始めました。また、本日、台湾へ活ほたての輸出をトライしたり、ベトナムやインドなど更なる販路開拓を目指しており、海外ビジネスへの挑戦は思い立ったら即行動の精神が必要だとの言葉に感銘を受けました。